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古文解釈はじめの一歩―文法から解釈へ
総合評価:☆☆☆☆
対象:基礎
おすすめポイント:わかりやすさ、対応範囲、費用対効果
古文の基本事項や単語、文法の知識をどのように現代語訳に活用していくかを理解するのに最適。分量が少ないため、短期間での学習が可能。古文解釈に必要な着眼点(要点)を11の視点から解説。例題を使って、解釈=現代語訳をするために必要な知識のインプットの学習していく。例題を解き、解説という流れで構成されている。「ココ大切」で覚える事項を列挙しており、重要な部分が一目で分かる。
見やすさ
重要事項を太字にしてあり、一目で重要事項が確認できるため読みやすい。しかし堅い口調のため、高校生には読みづらい部分もある。
わかりやすさ
基本事項の確認、単語、文法や基本事項を使ってどうやって解釈をしていくかを説明しており、分かりやすい。問題の難易度も初心者向けの優しい問題であるため、理解しやすい。
対応範囲
古文単語・文法の理解の確認や古文の解釈の方法について学ぶことが出来る。一通り古典文法の学習した人が理解の確認をしたり、その知識を解釈でどのように活用していくかを学習するための参考書。
オリジナル性
コンテンツの内容・構成は一般的な古文解釈の参考書と同じである。ボリュームが絞られており、その点が他の古文参考書とは違う独自性を持っている。
費用対効果
古文の参考書としては安く、ボリュームも少ないため、短期間での学習が可能。そのためコストパフォーマンスは高いといえる。