数学II・B標準問題精講 改訂版
総合評価:☆☆☆☆
対象:国立二次
おすすめポイント:見やすさ、わかりやすさ、対応範囲
頻出の代表的な良問を「標問→精講→解法のプロセス→研究」という段階的なプロセスで考え方や解き方が理解できる。標問の類題演習が充実しており、合否の分かれ目となる157題を「標問」として厳選。
見やすさ
黒と赤の二色使いのため、読みやすい。重要な公式や事項については赤字で書かれており、ポイントが見やすい。
わかりやすさ
多段階に解説が分かれているため理解がしやすい。ヒントもついているため、自分の解答がどこで行き詰ったのかが分かる。
対応範囲
大学入試の国立二次や私大の標準的な問題は網羅されており、やや難易度の高い問題もある。「文系数学良問のプラチカ」よりも解説の記述が多く、分かりやすい。
オリジナル性
独自性は特にないが,大学入試頻出の良問が揃っている。
費用対効果
大学入試の国立二次、私大の標準的な問題を網羅しており、演習問題も充実しているため、1470円は安く、コストパフォーマンスは高い。