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段階式 日本史論述のトレーニング
総合評価:☆☆☆
対象:国立二次から難関大
おすすめポイント:見やすさ、わかりやすさ、オリジナル性
4つの章に分かれており、50~90字の小論述から始まり、最終章では300字以上の論述まで、段階式にトレーニングを行っていく。
序章では、日本史の論述を行うに当たって必要な事項について学ぶ。
見やすさ
解説はそれぞれパートが分かれており、順番に解答に至るプロセスが記されており読みやすい。
重要事項は赤字で書かれており、赤の暗記シートを使って知識の確認が出来る。
わかりやすさ
解答に至るプロセスを順番に説明しており、何故解答のようになるかが理解しやすい。
知識の整理があり、論述の前提知識の確認が出来る。採点ポイントが記されており、自分で作った答案を自己採点しやすい。
対応範囲
私大の小論述から国立二次試験の大論述まで対応している。
ただし、文字数で構成されているため、時代ごとの網羅性はない。
オリジナル性
字数でステップを分けて、日本史の記述力を段階的に鍛えていく参考書という点で独自性がある。
費用対効果
日本史の論述をやったことのない人はステップを踏んで論述力を鍛えることが出来るので有用。しかし、特定の大学や特定の時代を学習したい人にとってはあまりコストパフォーマンスは良くない。