数学1+A+2+B極選50 実践編 (大学入試数学問題集)
総合評価:☆☆
対象:国立二次
おすすめポイント:オリジナル性
基本事項の解説が丁寧で、基本事項の理解を通じて問題演習に取り組んでいく。
入試で重要な50個の主題に厳選されており、短期間での学習が可能。
見やすさ
左ページで基本事項の確認、右ページで問題となっており、見やすい。
わかりやすさ
公式の解説記述が多く、分かりやすい。問題の前に基本事項の解説がされているので、問題に取り掛かりやすい。しかし、一つ一つの基本事項が大雑把なところがあるので、そこは注意が必要。
対応範囲
大学入試で必要な50の主題に絞っているが、網羅性はない。カバーしたい典型問題が圧倒的に足りない。問題の難易度は高く、「標準問題精講」より難しい問題が多い。
オリジナル性
テーマを絞り、公式を理解し、問題演習することに主眼を置いた参考書で独自性がある。解答解説研究というページは独自性が有る。
費用対効果
50の主題に絞っているため量が少なく、短期間での学習が可能という点でコストパフォーマンスは高いと言える。
同社の「標準問題精講」よりは演習量は少ない為、金額はやや高い感がある。