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得点奪取古文―記述対策 (河合塾SERIES)
総合評価:☆☆☆☆☆
対象:国立二次
おすすめポイント:見やすさ、わかりやすさ、対応範囲、オリジナル性、費用対効果
記述のポイントが記載されており、自分で記述対策が出来る。
記述の書き方、対策が記載されているため、どのように古文の記述問題を対策していけばいいかが分かる。
第一部の典型問題篇では、記述問題の三つの類型についての解法の仕方について学ぶ。
また受験生の実際の答案を添削しており、記述解答の要点が分かるようになっている。
第二部の練習問題篇では、12題のオリジナル問題を使って、第一部で学んだ書き方を実践していく。
見やすさ
採点のポイントごとに解説がされているので読みやすい。
実際の答案を添削し、解説していくので、解答のポイントが見やすい。
わかりやすさ
採点基準をポイントごとに記述しており、加点の可否も細かく記述しているため、自分で採点をしやすい。
初めに問題の類型ごとに記述の仕方が記載されているため、自分で記述する上で参考になる。
練習問題の解説は採点基準、設問解説、本文内容の要約、出典が記載されていて、不明点を残さず読める。
対応範囲
問題のレベルは国立二次、私大の標準レベルで、古文の記述対策全般をカバー出来る。
しかし、問題のレベルが高い難関国立まではカバー出来ていない。
オリジナル性
記述対策に特化した古文の参考書は珍しく、独自性がある。
費用対効果
1000円で古文の記述全般の対策が出来るという点でコストパフォーマンスは高い。
練習問題は12題とそこまで多くないが、古文の記述対策には十分な分量を有している。